リフォームで暮らし一新 明日が楽しくなる
娘がリフォームのきっかけを作ってくれた
家を建ててから三十年は子ども中心のリフォームや増改築を繰り返した。その時はそれでよかったんですよね。年老いた母とも暮らすようになり、もう一度年令相応の住まいを考えたけど踏み切れなくてね。
娘が主人を説得してくれて、やっと話が前に進みはじめました。
冬暖かく 夏涼しい暮らし
開口部の二重サッシと、床、壁、天井の断熱材には注文をつけました。これまでの住まいは寒く、しかも北側は結露で黴が生えていましたからね。朝リビングに入ると、暖かいんですよ。
きっと夏も涼しいだろうと期待しています。LDKをリフォームしてとても使いやすくなった。
お気に入りは何といっても玄関
木の香りがいいね。玄関を開けたら壁の無垢材から包み込むような優しい香りがお客様を迎える。これが最高のもてなしですね。
少し増築したから主人の釣り道具やゴルフバッグもきちんと納まった。
きれいに暮らせるようになり文句なし。下駄箱の空間に納め込んだ踏み台兼用の収納箱は、担当者の山野さんのアイデアによるヒット作。おばあちゃんの腰掛けにもなるし、一石三鳥も四鳥もで重宝しています。
キッチンは私の城 大好きな赤い扉
カップボードの位置やキッチンの赤い扉など、年甲斐もなく赤色が大好きなんですよ。念願がかなってバンザイ! です。
インテリアは床や建具をシックなダークブラウンで壁は白でまとめたので落ち着きました。IHも食洗機も組み込み、毎日の家事がスムーズに流れています。ゆとりが出来ました。
スムーズな動線とたっぷり収納のコラボ
キッチンとリビングがつながって、動きがずいぶん楽になりました。主人とのコンビネーションも良くなりました。趣味で釣った魚も広くなったキッチンですぐさばいてくれるし助かります。
リフォーム前にもったいないと言いながら、思い切って整理・処分しました。キッチンの奥には三十年もそのままになっていたものもあり、びっくりの連続でした。食器棚にもゆとりが出来て、趣味の陶器などを飾る余裕もできました。
収納機能は必要なところに
キッチンには食器棚に加えて床下収納もあります。梅干しや自家製の漬物などの保存食管理に重宝しています。リビングにも飾り棚と収納があり、本や小物類の居場所になっています。
洗面所の収納にはタオル、下着、靴下などの日常の衣類が、一人一人専用に使えるよう配慮してあります。
玄関の履き物入れなどは特にお気に入り。日常の履物と、滅多に使わない冠婚葬祭用は区分してあります。
ゆったりしたお風呂
浴室は一坪用のユニットバスに。広くなって足も楽々伸ばせます。もっと早くすれば良かったと、贅沢な愚痴をこぼしています。
バリアフリーで躓かないし、床はいつも乾いていて滑らない。そう若くはないから、先ずは安全第一。
これまでの浴室より何といっても暖かいのが嬉しい。掃除も簡単だし、いつも清潔が保てます。鏡も大きく棚などは使い易い。それに角がないから、怪我をする率も低い。天井が高く明るい。気にいっています。
いつも母がそばに居る 暮らし方も変わった
以前は母が寝室に居るときは廊下を回って様子を見ていた。今はリビングの間仕切りを開ければ、母の姿が分かるので安心。暖かくなって全開すれば、いつも一緒にいるのと同じ。母も喜んでくれている。
部屋を小さく区切っていたときは孤立感があったが、リフォームしてからは家族が溶けあった感じがする。
お正月などに娘たち家族が里帰りしても大丈夫。ゆったり気分が味わってもらえる。一口で言えば暮らしの革命かな。
リフォームするなら夫婦が元気なときに
正直言って生活しながらの工事は結構エネルギーを消耗します。喜びもいっぱいあるけど、ときにはイライラもする。やはり夫婦が元気なときがいいですね。
家具の移動や荷物の整理も簡単ではありません。あれもこれも主人が頼りでした。感謝でいっぱい。
担当の山野さんはわがままをしっかり受け止めてくれました。職人さんたちとの会話も楽しかった。すべてにありがとう。