平成25年8月16日(No6084-B) だんだん工房を訪問
投稿日:2013.08.16
だんだん工房を訪問
竹の子学園・8月塾で「だんだん工房」主宰の井上幸子さんに16名の塾生が、陶板焼きに絵を描く指導を受けた。心苦しくはあったが、ボランティア提供の善意を素直に受けた。材料・用具を準備いただき、全員が初体験ではあったが適切な指導で作品を完成させた。着色と焼き上げはおんぶに抱っこでお任せした。本日は焼きあがった作品を受け取りに訪問。
もう一つ目的があった。そのとき、お土産に用意したナスを絶賛いただいた。そのナスをどうしてもお届けしたかった。約束は朝採りだったが、スケジュールの関係で叶わず、昨夜遅く畑に行き収穫した。この炎天下で大半の野菜が不作になったが、わがナスは猛暑にまけず大豊作になった。レジカゴいっぱいの良質なナスを濡れタオルで保護し、鮮度を保った。
見事な長ナスで大きいものは40㌢を超える。予め予測して待っていてくれた畏友・山本博通さん分も用意した。褒めていただかなかったとしら、ここまで無理して用意しなかっただろう。心の通い合いは人を動かす。喜んでいただき嬉しかった。手作りのさまざまな料理で歓迎された。出雲そばの山芋出汁の味付けは絶品。すべての料理に心が籠もっていた。
予定していた大根島や境港の魚市場の訪問などはすべて省略した。孫の小田晃久(小5年)が来待焼きの作品作りに挑戦した。茶瓶の花立て。初めての経験だったが、井上さんの巧みな指導で完成させた。色づけと焼き上げは手に余りお願いした。仕上がりが楽しみである。往路は高速松江道を走ったが、復路は国道54号線を利用した。道の駅の閑散を確認。
高速道路が開通して便利がよくなるのは歓迎だが、旧道沿いの町は枯渇する。過疎の町の消滅に拍車をかける。まさしくその場しのぎの政治の貧困の象徴である。日本の街が消える。