平成27年7月26日(№6793) 極めて厄介な隣人たち
投稿日:2015.07.26
極めて厄介な隣人たち
何とも日本は厄介な隣人に囲まれている。民主党や朝日新聞は安全保障関連法案を衆院で議決した安倍内閣を、戦争をする国に向かって舵を切ったと批判する。民主党や共産党などは己の非力を省みることなく、いつものように自民の強行採決と決めつけ、くだらないデモを繰り返して世上を騒がしている。あたかも日本がすぐ戦争を始めるかのように…。
戦後70年の節目を迎えるが隣人たちの無法ぶりは何としたことか。ロシアには北方四島を不法に占拠され、韓国は竹島を実効支配している。中国は最近になって日中中間線周辺で凄まじいばかりの侵犯を重ねている。厚顔無恥にも尖閣諸島をわが領土と公言し、領海侵犯を重ねている。それでも日本は平和で安全だと言えるのか。事実をよく見るべきである。
日本政府が中国のガス田開発やプラットホーム建設の事実を公表すると、中国はいつもの口汚さで日本を避難した。菅官房長官は直ちに反論した。喧嘩口論は望むところではないが、沈黙していると誤解を与えかねず、言うべきはきちんと言うのは国家として当然のことである。なぜか民主党や朝日新聞は中国の主張を是認している。中国の走狗であるかのようだ。
周辺の諸国が憲法前文のように「平和を愛する国家」であり「公正と信義に満ち溢れた国家」であるなら、トラブルが起きるはずもない。しかし、現実に中国は東シナ海で沿岸諸国の権益を臆面もなく強奪している。世界中で日本を除く全ての国が集団的自衛権を留保しているが、日本が自分の国を自分で守ろうとするのになぜ反対をするのか理解できない。
日本の国を守るのは日本の国民である。国民の一人ひとりが平和ボケにならないよう正しい判断をしなければならない。