平成28年7月14日(№7049) 都知事選告示
投稿日:2016.07.14
都知事選告示
舛添都知事がみっともない辞め方をして都知事の椅子は空席になった。膨大な無駄遣いとも思える都知事選は本日が告示。投開票は7月31日になる。有名無名がいつものように10数名が立候補する予定だが、実際の戦いは小池百合子元防衛相、増田寛也元総務相、鳥越俊太郎評論家、宇都宮健児氏は立候補を辞退したので三氏を中心に展開される。
小池氏は無所属、増田氏は自民・公明の支援、鳥越氏は民進、共産、社民、生活の四党がスクラムを組んで推す。宇都宮氏は過去二回とも共産、社民の支持を受けた。今度は市民団体の支援による。「知名度に頼った選挙は、これまで野党が批判してきたことだ」。野党4党が政策協定を結ばないまま、鳥越氏を推すことを批判した。辞退しないことを決めた。
それにしても野党4党の連合は情けない。参院選挙は共産を除いて民進をはじめ生活も社民も負けた。決していい結果は残さなかったのに、都知事選に同じ支援をするなんて信じられない。都民をバカにしているのではないか。民主の内部は4党連合を組んだこと、憲法改正発議の3分の2を許したこと許せないようだ。岡田代表に向かって火の手は上っている。
鳥越さんは76歳、しかも4度のがん手術で肉体は老いている。世界の東京都知事として地球を股にするには、いささか無理なのではないか。若い政治家かいい。在野に優秀な政治家は多い。ざっと見渡して見ると鳥越氏の知名度は逆の目が出そうだ。いっさいの支持政党なしで戦う小池さんには潔さが伝わる。徒手空拳は必ずしも悪くない。よい結果を生む?