平成24年6月28日(No5670) 石川元則さん逝去
投稿日:2012.06.28
石川元則さん逝去
盟友・石川元則さんが平成24年7月27日未明、一人で黄泉の国へ旅立った。行年65歳。死因はがん。発見したときは手遅れだったという。末期がんだったが、余命は一年と聞いていたので驚いた。二週間前に再入院したとの話だったが、苦しかったに違いない。痛かったに違いない。最後の別れをしたとき、窶れの酷さに驚き、心が痛んだ。無念だったろう。
今年の2月、誕生日のお祝いに福岡へ行った。3月には「万縁の会・福岡支部」の役員交代の幹事会に出席。そのときも入院加療中だったが、いつもの陽気さは変わらなかった。平成14年、万縁の会・福岡を立ち上げてくれた。中田宏の政治家としての誠実さを認め、日本のために、福岡のためにと真摯に支援してくれた。会では片腕として支えてくれた。
石川さんは経営コンサルタント。業務手腕もさることなから、人柄がよかった。陽気で思いやりがあった。初対面のときから最後まで変わらなかった。最初の出会いは20年前のリフォームセミナーだった。石川さんが主宰する勉強会の講師を頼まれた。以来、中小企業家同友会、JR九州、新出光石油などの大企業から、建材問屋、工務店まで勉強会は広がった。
必ず駅の改札口まで出迎え、そして見送ってくれた。会ったときは近くのホテルで石川さんはビールを飲み、私はコーヒーで2時間ほど歓談するのが常だった。話はリフォームのこと、万縁の会のことに限られていた。通夜には石川さんの人柄を反映するかのように多くの人が別れを惜しんだ。盟友を失って途方に暮れている。しかし、嘆いていては叱られる。