平成23年6月17日(No5293)  危ない自転車

危ない自転車

車道の側溝にたまっているゴミ拾いをしているが、慣れているせいか背中をダンプが疾走しても怖くない。ところが最近始めた徒歩通勤で歩道を疾走する自転車は怖い。会社のガレージからとヤマハスポーツプラザまでの上り下りは、片面が法面だから深夜の帰宅はほぼ光がない。その中を無灯火の自転車が無言で追い抜いていく。まったく気配が感じられない。

 

自転車は一応車両だから、道交法では自動車と同じ扱いになる。2008年の道路交通法改正では自転車は車道を走るよう改正された。歩行者と一線を画すためである。交通量の多い幹線道路では、例外的に歩道を走ることが許されている。自転車で保険に入る例が少ないという。しかし、事故を起せば保証をしなければならない。支払能力がなければ泣き寝入り。

 

健康や環境志向の高まりで自転車の売上は急増している。それにつれて事故も急上昇中。たかが自転車ではあるが、時は凶器に早変わりする。携帯でも操作していれば前方不注意で事故が起きてもおかしくない。追い抜く場合はゆっくり走ってもらいたい。特に高齢者ほど自転車の疾走音にうろたえるのではなかろうか。無灯火には罰金制度が必要だ。

 

こちらも注意して歩道の左側を歩く。右手にはゴミ拾い用の火箸を持つようにして防御体制をとっている。高校生の自転車はランプが付いている、スポーツ用や大人たちの自転車は無灯火が多い。最近では脊髄損傷などで6千万円もの賠償金支払いを命じた裁判例もある。ただ4割もの人が「車道走行」の原則を知らないそうだ。だから大威張りで歩道を疾走する。

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