平成29年3月25日(№7283) 病院に世話を掛ける
投稿日:2017.03.25
病院に世話を掛ける
先週から今週にかけて4度も病院に世話を掛けた。その原因は採血の結果、腫瘍マーカーが一気に3倍に跳ね上がったことにある。主治医はがんの拡張を予測して「MRI」の検査を予約した。その結果、肝臓には拡張がなく他に転移しているのではないかと疑問を持った。全身のチェックをするために急遽「PET」検査の運びに。他臓器への転移はなかった。
今週の午前は「心筋梗塞」の定期検診で型通りの診察で異状なしの診断にほっとした。午後3時からは「PET」の画像診断である。主治医は担当日ではなかったが、こちらの都合に合わせてくれた。主治医は肝臓がんの専門医であり、広島大学付属病院から派遣されていたが3月末期限で大学へ復帰される。ややこしいがんになっていたら大学で治療を受ける。
画像の分析結果からは他臓器への転移はなかった。ホッとすると同時に血液の数値がなぜ急上昇したのか、そのことに一抹の疑念は残るが、ともかく肝臓内にがんが留まっていることに安心した。治療方法はカテーテルによる抗がん治療だ。これまで4度行い今度の入院は5回目になる。治療方法については慣れているとは言っても気分の良いものではない。
主治医は転勤されるが新しい先生に引き継いでくださる。がんを発見してから1年を超えるが、親身になって治療に意欲を燃やしていただいた。入院は4月24日から2週間の予定である。日々に苦痛はないが、なんとかがんには消えてもらいたい。ゴールデンウィークはベッドで過ごすことになり、退屈な日々となる。穏やかな日に贅沢を言っては罰が当たる。