平成29年3月16日(№7274) 命を奪うガン
投稿日:2017.03.16
命を奪うガン
昨3月15日、前々日の「MRI」に続いて「PET-CT」の撮影をした。原因はガンマーカーが異常に上昇しているのに「MRI」の結果、肝臓がんが成長していなかったためである。成長を見越して治療のため入院も予定しており、その日程で後処理をしていた。もしかしたら肝臓以外に拡散しているのではないかと危惧をされ、さらに詳細な撮影が求められた。
結果は来週の診断を待たねばならないが、ここから先は神の領分であり人知では致し方がない。診断の結果、もしかして拡散していたら主治医の転勤(3/31)により、広島大学病院で治療を受ける。遠いから好まないが主治医がいなくなると困るので従う予定である。それにしてもがんはしぶとい。まさに人知では計れない遠い存在である。1週間は耐える日なり。
大好きな渡瀬恒彦さんが胆のうがんで亡くなった。まだ72歳と若いが、がんは年齢を問わない。2か月前は松方弘樹さんが74歳で亡くなった。松方さんのDVDはたくさんあるので追悼できたが、渡瀬さんのファンになったのはテレビドラマ以来だから保存をしていない。やがて追悼放送があるだろうから、テレビ番組を見ながらゆっくり別れを惜しみたい。
シリアスというよりとぼけた感じの雰囲気が良かった。どこかホッとさせられた。がんは「仲良くする」「天に任せる」というが、その心境に達するには時間が掛かる。4月から放送の「警視庁捜査1課9係」に出演が決まっており楽しみにしていたが、一コマも撮れず残念で仕方がない。長生きを熱望してはいないが、せめて「天に任せる」境地には達したい。