平成29年2月27日(№7257) 商売のやり方追及
投稿日:2017.02.27
商売のやり方追及
最近の傾向としてスーパーの衣料品販売が低下し、ユニクロやしまむらに圧倒されている。何故そうなったのか分析する必要がある。決して他人事ではない。自店のお客様に必要な商品の提供をしているか、目線軸で判断しているかどうか。やはり「売れ筋商品」と「それ以外の商品」を明確に分岐し、「売れる商品」で営業利益を盤石にする必要があるのでは。
もともとリフォームの本筋であったリフォーム店は衰退し、量販家電店やホームセンター、それに新規の安売り店に圧倒され販路が狭くなっている。その日暮らしで右往左往していては、やがて淘汰されるのは火を見るより明らかだ。企業の歴史を生かし、日々の地域活動が歓迎されていれば、それも生かしその上での商品戦略と売り方が求められている。
商売の再生にはたくさんのポイントが必要になる。①何よりも自社の販売実力の把握。無駄な働き方の削減。②自社の顧客マーケティングの把握。顧客年齢からくる販売の方策など。③コスト提案の構築。顧客のライフスタイルの提案、設計、開発。④それらをお客様に伝えるプロモーションの確立。チラシ、広告、宣伝の投資価値の検討と見直し。数値化。
⑤ローコストオペーレーションの徹底。必要な経費と不必要な経費の見直し。必要な部分は倍でも使用し、効果ある投資の実践。更には気付きの出来る人材の育成。「汗をかいて知恵が出せる人材」がすべて。これらのことが系統的に出来るような仕組みが急がれている。他社や他業種のことではない、わが社の現実を見たいものだ。そうしないとみんな離れる。