平成29年2月19日(№7249) 「時間がない」は言い訳
投稿日:2017.02.19
「時間がない」は言い訳
「時間がない」という人は「出来ない人の言い訳」に過ぎない。特にトップは時間がないという言い訳は許されない。それが会社で当たり前になると、次第に部下にも伝わり同じ行為をするようになる。そうなると会社は確実に傾く。どんな仕事にも締め切りがあり、締め切りを厳守することで企業は成り立っている。「時間がないからできない」の言い訳は恥。
時間がないと言い訳している人を見ていると、時間の使い方が上手でなかったり、優先順位が明確でなかったり、仕事の進め方に無駄があったり、効率的でない部分が見られる。言い訳をしないリーダーたちは、出勤するとすぐ仕事に取り掛かり、直後の集中力は人を寄せ付けない迫力がある。明日の予定はあいまいでも、出勤前の今日の予定は正確である。
時間は無限ではない。誰もが知っていることなのに、無限であるかのように浪費する。自分の時間を無駄にするばかりか、相手の時間まで奪ってしまう。誰にでも平等に与える時間が、使い方は千差万別。自分の時間が大切だと分かれば、相手の時間にまで気持ちが行き届く。そうなれば更に磨きが掛って仕事の質がアップする。そうなれば時間は溢れ出してくる。
一日は24時間、今問題になっている「働き方」論争は残業ばかりに関心が行き、肝心の仕事の質や時間の使い方が語られない。残業はなくなり自分の時間が生まれるのはいいが、仕事の質が向上しなければ生活はよくならない。時間がないと言い訳する人に、重要な案件や仕事は任せて貰えない。時間がないと言い訳する人は、まず生活リズムを変えては…。