平成22年12月23日(No5117)  きれいなところをきれいにする

きれいなところをきれいにする

フォーラム新聞の156号の一面に、新春特集として鍵山秀三郎さんに掃除道を語っていただこうと編集会議で決まっていた。ところがお願いする前に体調不良のはがきが届き、忖度して遠慮してしまった。そのために新春号の一面に穴が開く不細工な結果になる。事前の了解は得ないまま、ともかく「鍵山さんの『掃除哲学』に学ぶ」のタイトルでまとめた。

 

大変失礼な話だが編集・印刷と同時進行でお許しをいただくことにした。厚かましい甘えの事後承諾だ。原稿を書きながら『きれいなところをきれいにするのが掃除だ』の言葉に出会った。頭の中では「きれいはよりきれいに」とインプットしている。ところが現実の身体は「汚れたところをきれいにする」ように動いている。一見、同じようだが大差がある。

 

「きれいなところをきれいにする」は、汚さないという前提条件がつく。ここまでの自覚はない。当然ながら隅々までも必須条件だ。それが習慣になっていなければ、「掃除哲学」の具現にはならない。日曜日の掃除は一人だから、心ゆくまで時間を掛けられる。特に社屋の裏は念入りに掃く。隅々までを心掛けている。チャボ小屋の周りも手を入れた。

 

原稿を書いていると専務から「半田さんが裏口に土産を届けに来ておられる」と電話が入った。「日曜日でも隅々まできれいにしているんですね」と褒められた。表はきれいだが裏までとは予想外だったのだろう。運良く看板の下も、灰皿バケツも、落ち葉の残っていた外用のセットもきちんとしていた。待っている間、隅々まで見渡されていただろう。冷汗ものだ。

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