平成23年11月24日(No5453) 早朝清掃を評価
投稿日:2011.11.24
早朝清掃を評価
生涯学習・プラスワンステージの常任講師、半田和志さんが、安芸高田市の県立向原高校を訪問したときの話。半田さんの用向きは福島県で「ひまわりプロジェクト」を展開しているご子息の活動に、同校をはじめ地域ぐるみで協賛してくれたお礼のため。たまたま教員の一人が広島・深川道路を通って通勤している。毎朝、オレンジジャンパーの清掃姿を見る。
今度リフォームをするときはあの会社に注文するから、半田さんに仲介の労をとって欲しいと依頼された。その話を自分のことのように喜びを全面に出して報告してくださった。有り難いことだ。掃除が商売のタネになるなんて期待していなかったが、結果的には営業活動になっている。「見る人は見ているんだよ」と半田さんは励ましてくださった。
向原高校はわが母校。それだけに嬉しさは大きい。心配なのは、その期待に応えられるかどうか。最近は掃除に対する評価が高くなっており、掃除がビジネスのきっかけになる例も少なくない。それだけに求められることは大きい。電話の応対、担当者のマナー、契約までのプロセス、現場での5S活動。何一つゆるがせに出来ない。プレッシャーも圧し掛かる。
地域社会を良くするための活動は、大きなステータスになりつつある。他社には真似のできないビジネスの武器にもなり得る。何よりも有り難いのは「掃除」などの地味な活動を評価くださるのは、人柄のよいお客様ばかり。良いお客様とのビジネスは楽しい。尽くし甲斐もある。私たちの究極の願いは、地域社会の活性化にある。「幸福の一致」の実現にある。