平成22年11月2日(No5066)  荒地にタネを蒔く愚

荒地にタネを蒔く愚

真面目に頑張っているのに成果が見えない。その場合、努力が足りないか、努力の仕方が間違っていると教えられる。確かにその通りだろうが、どこが間違っているのか、何が足りないのか、当人には分かり辛い。手探りで這いずり回っているうちに、何をどうしていいのか分からなくなる。そうなれば出口の見えないトンネルに迷い込んだようなものだ。

 

そのとき、お客様との間を測る測定器があるといい。もしかしたら不毛の荒地にタネを蒔いているのかもしれない。荒地はタネを受け付けない。それでもタネを蒔き続ける。いつかは実ると思い込んでも、タネは芽を出さない。出たとしても知力がないから育たない。だから刈り取りはできない。真剣に続けていると間違いに気付くことがある。

 

畑を耕さずにタネを蒔いているのではないか。そこが分かればやるべき見ことが見えてくる。丹念に土壌を耕し、タネを蒔き、水を遣り、肥を必要なとき施せば、花が咲き、実がなり、収穫できる。後はその繰り返し。油断せず耕し続ければ、土壌は肥える。そうなればしめたものだ。時には不作もあるが、おおむね天が味方してくれる。よいときに晴雨が訪れる。

 

行動が正しければ必ずかたちになって見え始める。続けてきたささやかな努力が大きな力になることに気付く。相談から契約までの時間が短縮される。保留物件が極端に少なくなる。「5・5・5・5」のマジック数字が安定する。荒地にタネを蒔いている愚に気付かなければ、不毛の種まきを繰り返し、畑を恨み、天を恨む。他のせいにすると成果は得られない。

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