平成25年1月22日(No5878) 掃除がビジネスに
投稿日:2013.01.22
掃除がビジネスに
地域清掃は何らかのカタチで10数年来、毎日続けているが、商売のためにしてい る訳ではない。それなりの役割を自覚しているから続けられる。ところが毎朝午前7時頃、ジョギングをしている熟年者から意外な話を聞かされた。「掃除を目 撃した人からの相談が増えているはずだ。いまどきリフォームの宣伝を見て相談する人は、極めて客層が偏っている」と。
単なるお世辞ではなく論理的な話だからビックリした。アメリカの人事コンサルタント会社・ケネサクの調査によると、日本企業の社員は「仕事に対するやる気」が世界でダントツの最下位らしい。トップはインドの77%。以下、デンマーク、メキシコと続き、ブービーは韓国の40%、日本は31%段違いに低い。個人のエネルギーを高めることが必要らしい。
個人のエネルギーとは、誰かの役に立っているという「貢献エネルギー」、自分が成長しているという実感が得られる「成長のエネルギー」、こうなりたいという自分自身の姿を描ける「実現のエネルギー」を言うそうな。詳細は省くが、社員が自発的に行動し、顧客からも経営理念への共感が得られれば、当然のように相談が増え、業績が上がるという。
それが早朝の清掃に共感者が増える時代になった。ただ掃除をしているだけではダメで、キビキビした動きを見てエネルギーが得られなければならない。4名の掃除姿から普通の掃除との違いが感じ取れる。特に女性社員の動きは素晴らしいと絶賛された。詳しく知りたければ「人生の目的の見つけ方」を読めとメモを貰った。掃除が仕事に直結する時代?