平成25年9月25日(No6124) 愛される「おもてなし経営」
投稿日:2013.09.25
愛される「おもてなし経営」
経済産業省が主催して平成25年度「おもてなし経営企業」を募集している。本年度が第2回目だから五輪招致の運動で評判になった「おもてなし」の真似をした訳ではないらしい。全国で30社程度を選定、広く周知して新しい経営のヒントを提供する目的がある。対象はサービス事業者であるが、リフォームはれっきとしたサービス産業の範疇に入る。
目的や選考の条件が気に入った。現状認識→少子高齢化、都市部への人口集中による国内市場の競争激化、グローバル化への対応など、多くのサービス企業は厳しい価格競争にさらされている。一方、各地域には地域・顧客との関係を徹底的に強化することで、価格競争に陥ることなく、顧客ニーズに合致したサービスを継続的に提供している企業は多い。
「顧客」のみならず、「社員」、「地域・社会」から愛される企業経営を実現…。経産省としては目指すビジネスモデルとして推奨するという。「おもてなし経営」とは、①社員の意欲と能力を最大限引き出し、②地域・社会との関わりを大切にし、③顧客に対して高付加価値、差別化サービスを提供している企業を指す。わが社はビジネスモデルを目指せないか。
企業規模は問わないと言うから、零細企業でも推奨するビジネスモデルとして応募ができる。キーワードは①「社員」②「顧客」、③「地域社会」。できているか?完成度のレベルは?と「?」は多いが、目指している道に間違いはない。「おもてなし経営」の実践企業を全国から発掘し、経営改革のヒントとなる取り組みを 紹介する目的だから挑戦の価値はある。
①書類選考、②経営者のヒヤリング、③「おもてなし経営」が実践されている現地を訪問、確認するというから本気度は高い。社員満足、顧客満足、地域社会貢献を実践中だが…。