平成25年8月21日(No6089) 「朝一番!」に励まされる
投稿日:2013.08.21
「朝一番!」に励まされる
毎朝午前1時40分に始動される「朝一番!」の前川さんの足元にも及ばないが、お盆休みの間一度も朝寝坊はしなかった。遅くとも5時半には自宅を出発した。お墓参りの2日間は迎えが9時、松江行きの日8時30分。鶏、水、花、掃除、ブログまで済ませると実働3時間は必要だ。締切時間で始動時間が決まる。出勤日より身体の動きがはるかに敏捷になる。
新聞より早く届く「朝一番!」の刺激を受けてスタートするのだから、いつもより緊張感もあるし動きも素早い。前川さんの朝は30項目の仕事があるが、3時間でこなせる用事は16項目。日々の決まりごとは外出した3日間も早朝と夜間を活用し完璧にこなした。出来なかったのは企画などの細目だけである。あらためて前川さんの時間の使い方を学んだ。
もしも「朝一番!」が届かなかったら、鶏も水も花も掃除も午前9時どころか、午前いっぱい掛かっていたと思う。わずか6日間の経験だが、今回ほど時間の使い方に目覚めたことはない。これまでもしっかりやったつもりだったが、上には上があることをあらためて思い知らされた。前川さんは昭和18年生まれの「古希」。6歳年下だが負けてはおられない。
3時間のうち社内の仕事は1時間半、屋外の仕事が1時間半。いやらしい根性だが目立つように赤い帽子、赤いウォーキングシューズ、半ズボンにオレンジ色の「一つ拾えばひとつだけきれいになる」ロゴ入りシャツ。目立たない訳はない。バスの回数と乗客はいつもより少なめだが、時間内に上下線で15~20本のバスが走る。1台20人としても3~400人。
人がやらないときにやる、これほど効果が上がることはない。少々のいやらしさは許されると思う。政治家の街頭演説より効果があったのではないか。クラクションも増え続けた。