平成25年8月13日(No6081) 世界遺産の旅
投稿日:2013.08.13
世界遺産の旅
金本・山野夫妻がお盆休み利用し、スペイン9日間の旅へ出発した(8/10~18)。そのきっかけが面白い。万縁の会・事務局長の杉原隆さん㈱ガウディの社長である。昨年の秋、ソニー生命を退職して独立した。会社紹介のプロモーションビデオを見て燃えた。ガウディはスペインの歴史的な建築家である。多くの作品が世界遺産に登録されている。見たい!
聖家族教会、グエル公園、ミラ邸をはじめとした作品は、アントニ・ガウディの作品群として、1984年ユネスコの作品群として世界遺産に登録されている。2人とも外国の著名な建築物には極めて関心が高い。素晴らしい建築物を見ることにより、感性が磨き上げられるはずだ。仕事の上でも活かされるに違いない。㈱ガウディと建築家ガウディの関係は不明。
何が行動のきっかけになるか分からない。杉原さんも微苦笑するに違いない。それにしても若さは羨ましい。特に行動力の逞しさは真似が出来ない。「行って来ます!」と会社を出る二人をエントランスで手を振って見送った。そこまでしなくてもと思うかもしれないが、いつもこれが最後になるかも知れないという思いで接している。毎日の退社挨拶も同じだ。
ニュースキャスターの筑紫哲也さんは「いつもこれが最後かもしれないという思いで生きてきた。それだけ小さなご縁でも大切にしてきた」と話していた。お互いにガンに遭遇して一度は死を宣告された。そのときからひとときのご縁を大切にする生き方に変わった。誰に対しても必ず顔を見て挨拶をする習慣が身に付いている。わが身はいつも当てにならない。
それは人生を良くする行いにつながっている。二度と会えないかもしれない、見ることが出来ないかもしれないと思えば、いい加減には出来ない。花が散る前に己が逝くかもしれない。