平成25年7月11日(No6048) 記念碑
投稿日:2013.07.11
記念碑
親子農業体験塾「志路・竹の子学園」は、今年11月3日の終了式(卆塾生なし)で10期を終える。「10年偉大なり」の賞賛を誇りとしながらも、ここまで続けられたのは多くのみなさんの支援があったことを忘れてはならない。その感謝の思いをどのようにしてカタチにするか、これまで考え続けてきたが、「記念碑」を建立して後世に残すことに決めた。
友人の石材店と相談しながら2ヶ所を考えている。1ヵ所は入塾記念の「きんもくせい」が植樹してある自然公園のど真ん中。自然石の中央に銘石板をしつらえ、表には竹の子学園10周年記念(上段)、中央に〇〇〇〇の四字熟語、年月日と揮毫者のお名前(下段)。後には開設以来お世話になった20名の氏名を刻む。碑の回りも記念樹などで彩りたい。
もう1ヵ所は世話役の佐伯成人さんへの「感謝の碑」としたい。場所や碑のデザイン、刻む文字などはこれから検討するが、感謝の思いが通じる設えにしたい。揮毫は自書とする。
佐伯成人さんは自分の所有地の約3千坪を提供し、これまで無償で自由に使わせてもらっている。山林(主として竹林)と畑に新しく道路を開通させ、運動広場を作り、竹薮を竹林に変身させ、子どもたちの自然体験の場としてくれた。広場では朝礼などの主要行事や運動会など催すことが出来た。竹林の筍は採り放題。 10年間、毎日手入れをしてくれた。
その経費も一切請求せず受け取らず、自分の年金や預金などはたいてくれた。万感の思いを込め、その数え切れない陰徳を後世に伝えたい。自分の暮らしをつましくして人のためにお金を使う人はざらにはいない。世の中の多くの人は自分のためにお金を使う。佐伯成人さんにどう報いるか考え続ける。