平成25年5月19日(No5995) 他人の評価
投稿日:2013.05.19
他人の評価
ディリーメッセージ№5961(4/15)で「品性豊かに生きる20の徳目」を紹介し、自己採点をしてはと薦めた。数名から自分の思いと他人の評価に乖離はないか確認したいとの要望があった。全体研修で20の徳目と全員の氏名を一覧にし、60点以上(まあまあと思われるレベル)に〇印をしてもらった。集計表は少々迷ったが、思い切って公表した。
欠点を他人に知られるのは嬉しいことではないが、第三者の見方を知ることは意義が ある。足りないところは自省・自戒して改める努力をすれば済むことだ。そのことは全体のレベルアップにもつながり、仕事には良い結果をもたらす。体操の採点と同じように最高と最低の評価は外した。個人のことは別としても、全社的な問題点が図らずも浮かび上がった。
7枚の採点表だから4点以上を合格として〇印を付した。思いがけない結果が出た。〇印ゼロの項目が二つあった。一つは「鷹揚(ゆったりしてこせこせしない態度)」、二つ目は「明朗(晴れ晴れとして嘘やごまかしがないこと)。これには驚いたが、全員の評価だから的を射ているのだろう。もしかしたらお客様目線ならもっと厳しいかもしれない。心配になった。
圧倒的に評価が高かったのは「礼儀(相手を敬い不快さを与えない)」、「責任感(自分が引き受けた任務を最後までやり遂げる覚悟)」。この二点は予想通りで嬉しかった。まあまあは「献身」、「努力」、「義理」、「機敏」など。足りないところが分かれば直す努力する、補い合うことで改善できる。良いところを伸ばして足りないところを包むことも大切。「誠実」「清潔」「鷹揚」「明朗」の不足が指摘された。反論したいところだが、ともかく日々の行動で認めて貰うしかない。頑張る。