平成25年4月27日(No5973) ジャンボ蘇る
投稿日:2013.04.27
ジャンボ蘇る
男子ゴルフの「つるやオープン」で66歳の尾崎将司プロが、日本のゴルフ史上初 めてのエージシュートの快挙を成し遂げた。なぜかレギュラーツアーにこだわって、50歳以上のプロが参加するシニアツアーには振り向きもしなかった。スコアーは66を4打も下回る62。堂々の3打差トップ。派手大好きのジャンボ尾崎の面目躍如。D・Cも144人中31位。
いまはゴルフを諦めているが、かつてはアマチュア・ジャンボと言われるほどの飛ばしやで鳴らした。スコアーよりも飛距離にこだわった。その上、ジャンボ尾崎の熱狂的ファンで、一度は一緒にプレーをと熱烈に願った。あらゆる伝手を辿って実現寸前まで言ったが、残念ながらご破算になった。ボール、ティ、グラブなどの用品はもちろんドライバーも真似た。
テレビのプレーを録画し、1コマ送りをしながらフォームを真似た。広島オープンは欠かさず観戦し、追っかけしながら間近で拍手をした。声を掛ければ必ず笑顔を送ってくれた。残念ながら昨シーズンは一度も予選を通過せず、もはやこれまでかと諦めかけた。せめて予選のプレーだけでも見たいと願っていたが果たせなかった。今回は間違いなく通過する。
ジャンボが衰えたのは坐骨神経痛に苦しめられたから。それでも鍛錬を怠っていない。人の何倍も工夫し、クラブを改良し、更にドライバーの飛距離復活を目指している。高齢者のひたむきな努力は、衰え行く身体にストップをかけた。今回の快挙は大きな励みになる。やればできる。出来ないのはやらないからだ。3日目を終わってベスト10に残っていたら、ともかく兵庫県の山の原クラブへ馳せ参じ、声援を送りたい。