平成25年3月6日(No5921)   ほんものにこだわる

ほんものにこだわる

大阪の道頓堀にあるお好み焼き店「千房」は全国に63店舗を展開し、日本一の座を保持している。社長の中井政嗣氏はかつて中小企業家同友会でご縁があった。強烈な使命感の実践者として印象深い。PHP「松下幸之助塾(隔月刊)」№9にインタビュー記事が掲載され、懐かしく読ませてもらった。その中で「ほんものにこだわりたい」の一文が印象に残った。

 

「『千房』ではホンモノを売りたいと願っている。お好み焼きの素材も具も高品質なものを使いたい。いいものをいいものとして売りたいからだ。他のお店と比べると1割高い。しかし、いいもの、いいサービス、いい接客を売っているのだから、これは適正価格だ。それなのに、もしお客様に『高い』と感じさせてしまうなら、それは店舗になにか問題がある」。

 

「清掃は行き届いているか、接客は充実しているか、スタッフの立ち居振る舞いや髪型はどうか。お客様に不満に思われるなにかがあったとき『高い』という言葉が出てくる。私の知る限り、低路線価格で継続的に発展した会社はない。安物を売れば売るほど、会社も社員も安物になっていく。社員は常に誇りを持って働いて欲しいし、お客様の評価も得たい」。

 

安売りをするのではなく、わたしは『千房』というブランドを高めたいのだ」。「自由とは勝手気ままに振舞うことではない。個性も同じだ。人間としての基本が出来てこそ個性が生きてくる。何のために働くのか、何のために生きるのか。その基本が分かったとき、自分の中に『志』が生まれ、使命感へ繋がっていく。使命感は『やっている』から生きてくる」。

お問い合わせ

リフォームや不動産などのお問い合わせやお見積りに関して、小さなことでもご相談をお受けいたします。
Cafeふぉーらむこども食堂コケリウム、イベント参加のお申込みなど、なんでもお気軽にお問合せください。

LINEでかんたん!
お問い合わせ&ご連絡!
マルコシLINE公式アカウントからなんでもお気軽に
お問い合わせ&ご連絡をいただけます!
【無料】LINEで
お問い合わせはこちら