木原伸雄のちょっとと～く

コンサルタントの白潟敏明さんから、毎週楽しいメルマガが届けられる。なぞなぞゲームを解くようで面白い。最後は経営の要点に辿りつくから勉強になる。インターネットの時代のお陰で求めれば情報は得られる。役に立たなければ×にすればいいだけだ。上質な情報を提供し続ければ商売になるが、ダメ情報はあっさりと捨てられる。厳しいビジネスと同じだ。

今回は「社長に必要な〇〇力と〇〇力」。〇に文字を入れて正解に辿りつくが、そのプロセスで白潟さんが、仮想の社長と問答を繰り返す。迷路に踏み込みながら最後は正答点に到着する。漫才のようなやりとりが面白い。「決断力」？「実行力」？「忍耐力」？「先見力」？などなど。すべて正しいようだが、正答は「商売力」＋「人間力」と出た。納得。

他の答えはすべてこの二つに集約される。「商売力」は、幹部や社員の共同作業で組織的に高められるが、「人間力」は、社長一人の精進でしか高められない。「人間力」が低いと人望を失い、会社はバラバラになりやがて消える。人望を失う致命的な行動のチェックリストをチェックした。5問ともYESが大前提。一つでもNOがあれば「思わず失敗、必ず反省」。

①幹部や社員の話を、じっくり最後まで聞いていますか。②嫉妬や自慢を表に出していませんか。③社員(辞める社員含む)や幹部の悪口・陰口を言っていませんか。④自分が間違っていた場合、素直に謝っていますか。⑤私用で会社の時間や経費を使っていませんか。ちょっと背筋が寒くなる思い。私の場合すべてNO。反省を繰り返しているが、なかなか…。