平成25年2月6日(No5893)   強い関心

強い関心

生涯学習の常任講師である半田和志さんが、小阪裕司著「『心の時代』にモノを売る方法」の一冊をわざわざ持参してくださった。予期せぬことでびっくりした。この本について話題にしたことはない。本の一冊くらいで取るに足らぬことのようだが、私にとっては驚天動地の事件である。すでに他からプレゼントされていたが、プロセスについては分からない。

 

ここに至る経緯は推測に過ぎない。全体研修で「変わりゆく消費者の欲求とビジネスの未来」ついて伝えている(研修ブログでアップ)。ディリーメッセージで「オフィスのサロン化」についてギャラリーオープンの経過を書いた。もしかしたらこれらが目に止まり小坂裕司著が必要だと直感されたのではないか。強い関心を持ってくださる結果だ。冥利に尽きる。

 

せっかくの本は岡元さんにプレゼントした。熟読してくれれば、これからのビジネス展開が理解できる。他社との差別化も鮮明になるに違いない。物まねや後追いでは、これからの厳しいビジネスは乗り切れない。働くことが楽しくならない。未来からの思考回路を整備することが求められる。諸説あるがどの道が正しいか、それは実践で証明するしかない。

 

「売ろう」とするより「売れるようにする」。リフォームの注文を取りに行かなくても、注文からくる仕組みをつくる。簡単ではないが、それしか道はない。ドラッカーは「企業の指名は顧客の創造である」と言っている。①「なにを」、②「誰に」、③「どうやって」の順番に尽きる。半田さんの行為はとてつもない大きなヒントのプレゼントになった。感謝でいっぱい。

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