平成25年1月29日(No5885) 老いない人たち
投稿日:2013.01.29
老いない人たち
愛知の吉見典生さんは税理士事務所の経営が本業の68歳だが、古希を目前にして いるとは思えない若さ。見た目は年齢相応だが、癌を克服してからの生き様が素晴らしい。昨年の夏は若い30歳のプロカメラマン・渡邊翔一さんと、32日間もチベット周辺をヒッチハイクした。笑いヨガの先生をしながら癌患者を応援している。11年前にご縁があった。
その吉見さんと「瓢箪から駒」のようないきさつで「百二十五歳宣言の集い」を名古屋で立ち上げた。至極、真面目な集まりである。レストランでランチを食べながら、各自が宣言をした。最高齢は名古屋の市江修さん、若い方は前述の渡邊さん。参加11名のうち初対面は5名。来年の1月25日は広島で開催が決まった。お互い気張らずに淡々と生きている。
卆寿のMランド会長の小河二郎さんは、今秋三度目の大相撲益田場所の勧進元を引き受けられた。先日発行の「ジャパニスト」16号では、日本一の経営者として12㌻の特集で紹介された。傘寿を超えられた鍵山秀三郎さんは、日本を救う三賢人の一人と東奔西走の日々を過ごされている。ほかにも多くの「老いない人」とご縁があり、まだ若僧の身である。
大阪府和泉市の桃山大学の国際政治史に通う村川信勝さんは99歳。週二回、大阪市東成区から片道2時間を電車やバスを乗り継いで通学する。15年前に奥さんを亡くして一人暮らし。子どもや孫の世話になっていない。日本史、世界史、国際法など履修。大学通いの支えは好奇心だと言う。面識はないが、「百二十五歳宣言の集い」に参加を呼びかけたい。