平成23年9月8日(No5376) 「Mランド」の人育ては素晴らしい
投稿日:2011.09.08
「Mランド」の人育ては素晴らしい
9月7日の午後、「万縁の会・益田支部講演会」の打合わせで町原裕貞・中国ブロック長と「Mランド」に小河二郎会長を訪問した。日~火の3日間で万歩計は6万歩超を記録していたが、往復400㌔のドライブも苦にならない。町原さんとともに小河会長と1時間半も談笑したが、米寿翁から溢れるほどのエネルギーをいただいたようだ。
到着したとき約100名の卒業生が帰路の説明を受けていた。免許検定試験に合格し、晴れてわが家に向けて出発する直前だった。かっこうは今風の若者だが、あいさつと笑顔の素晴らしいこと。「今日の日はさようなら」を合唱しながら、汗まみれのタオルを振って見送った。「Mランド」では見慣れた光景だが、まるで別世界だ。人間は2週間でここまで変わる。
2時間後、辞去するときに50名ほどの新入生がバスに乗って到着した。大学はまだ夏休み中だ。群れを横切るときそれぞれにあいさつした。ところが、大半がそ知らぬ顔。「そうだ。いま到着したばかりだ。無理もない」と納得した。その若者たちが二週間後、検定試験に合格して「Mランド」を去るときは別人に生まれ変わる。小河イズムの洗礼を受けるからだ。
小河さんは無口な人のように見受けるが、相対すると別人になられる。親孝行のこと、癌のこと、健康診断を受けない理由、学校教育のこと、米寿のお茶会のこと。6百名の参席者をもてなされる。台湾の李登輝・元総統と同級生で親交があるが、大正12年生まれの米寿は強い。お茶会は「万縁の会」と残念ながらバッティング。中田宏さんをご案内したい。