平成23年9月6日(No5374) 短歌日記

短歌日記

月が変わるとOB施主の岡村さんから「短歌日記」が届けられる。定年退職後23年間、一日も休むことなく、毎日6首も詠んでおられる。年間では2200首、トータルでは5万首を超える。すべて優しさを感じさせる筆書きだ。中には思わず笑みが浮かぶような楽しい詩もある。5、7、5なら「川柳」というところか。秋暑見舞い状とともに186首届いた。

 

8月6日 「原爆忌 回を重ねて 六十六 老いた被爆者佳き世に生きる」

8月7日 「脱原発 原爆の日に 菅総理 あなたが言えば空しく響く」

8月9日 「カタカナの 都市また一つ 加わりて ヒロシマ ナガサキ そしてフクシマ

8月11日「続投に 執念燃やした 菅総理 万策尽きて退陣表明」

8月15日「時と場所 選びて老いは 今もなお 終戦 敗戦 使い分けおり」

8月29日「豪腕の 数の論理に 拒絶反応 小鳩の院政 泡(うたかた)と消ゆ」

 

納得したのは8月31日の「老いたれば 記憶のぜんまい 巻き戻せず 作り笑顔の 挨拶交わす」。数年前から、しばしばこの歌の通りのことが、毎日のように起きる。若いつもりでいるが、毎月の和歌に納得させられることが多い。回覧するのでぜひ読んで欲しい。新聞見るより、テレビ見るより、世の事象が良く理解できる。「一億の 代表選ぶ 四百人」。

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