平成23年7月2日(No5308) 人は何で結ばれるのか
投稿日:2011.07.02
人は何で結ばれるのか
6月第4週木曜日の全体研修で外部講師による特別研修が終わった。4名の講師の皆さんはそれぞれ貴重な時間を割いて協力してくださった。特別研修ということで全社員に参加してもらったが、いちばん勉強になったのは担当者の私ではないか。長い間の経験で培った経験と知識、さらに第二の人生で花開いた知的好奇心を駆使して社員に伝えてもらった。
伝えられた学びをどう生かすかは、それぞれの受信機次第だ。すぐには無理としても、これから長い将来にわたっていろんな場面で生きるだろう。講師の皆さんはいつもベストを尽くしておられると思うが、社員研修ともなればキャリアが生きてくる。生涯学習やバスツアーとは別世界のパワーが伝わってきた。あらためて日本に貢献してこられた足跡を見る。
人材の育成についてはこれからも力を与えて欲しいと願っているが、もっと多方面にわたって地域社会に貢献してもらえないか模索している。出来ることは色々ありそうだが、市民対象の安佐北文化大学(仮称)のような講座は、他の人脈を活用すればさほど難しくはない。生涯学習講座も10期を越えたら、新しい試みで輪を広げたい。
社員研修にご協力いただいた三島清一さん、入川実さん、小山正さん、半田和志さん、4名の講師陣を結び付けているのは何だろうかと考えてみる。金銭?名誉?地位?多くの人が欲しがっているものは残念ながら何もない。論語でよく出てくる使命感?それだけでもない。世のため人のためと言えば分かりやすいが、そう単純でもない。もう少し考えたい。