平成23年6月22日(No5298) 一億総評論家
投稿日:2011.06.22
一億総評論家
政治というものは何とおどろおどろしいものか、東日本の多くの人たちが苦しんでいるのに東京では偉い人たちが政治ごっこの真っ最中。菅直人首相も岡田克也幹事長も政治家とはいえない体たらく。届けられるはがき、メール、FAXなどもアホ菅やめろのオンパレード。国民も民主党議員のレベルに下がってしまったのでは救いようがなくなる。
気持ちが分からないことはないが、文句を並べ立てたところで野次馬以上にはなれない。私にとっては前川静夫さんの「朝一番!」が産地直送の行動モデルになる。政治の話などこれっぽちもない。ひたすら茨城の天候のこと、昨日したこと、今朝したこと、これからすること、「今日の学び」で締められる。勇気が出る、やる気になる、気分が明るくなる。
菅直人の話など真面目な批評ならともかく、野次馬的な批判、誹謗の類は気持ちを暗くさせる。だから読まない。「堪忍は一つや二つではたらず、一日中に千も二千も。一段高い目標を自ら設定しよう」と結ばれている。そうだ、そうだと頷きながら元気を出している。今の世の中は決してよくないが、人を批判しても変わらない。自分がやった分だけ変わる。
自分のなすべきことをなして、商売一筋に努めれば少なくとも自分の周りはよくなる。前川さんが風邪をひかれても心配しない。一日で完治してせいぜい外出しない程度、あれでは病気のうちに入らない。政治が気に入らなければ、気に入るように自分のできることをすればいい。何もしないでいっぱしの生意気を書くなんて恥だと思わねばならない。