平成23年5月31日(No5276)  忙しくすると成果から遠くなる

忙しくすると成果から遠くなる

ゴキブリ団子で有名な松岡浩さんは「忙しい」とは口が裂けても言わない。用事は他の人の何倍もこなすが、目が回るほど忙しいという感覚はないようだ。忙しいと感じている人間はミスを犯しやすい。ミスを処理するためにさらに用事が増える。このあたりになると「目が回るほど…」という表現に変化するのだろう。松岡さんは「私はひまです」という。

 

№5274で書いた江原さんの「一つずつ片付けていくしかない」の境地が「目が回るほどの忙しさ」から開放してくれる。忙しすぎる人はあれもこれも一緒にと考える。逃れる方法の一つが「一つずつ」なのだ。仕事は、優先権の正しさX能力Xやる気でベストの結果が出る。「一つずつ」は優先順位を考えるのに絶対欠かせない。一つ済まさなければ次へ進めない。

 

松岡さんは優先度、重要度により、一つずつ仕事を処理するから、数多い仕事の圧迫感がない。だからジョークと思うが「私はひまです」につながる。天は決して無理な仕事を与えることはない。「一つずつ」が見えたら、もっとも効率的な、あるいは効果的な進め方の思考回路になる。同時に二つしなければならないときは人に頼む。頼み方も具体的になる。

 

慣れてくると忙しいという意識はなくなる。いくらでも新しい合理的なやり方、無駄のない時間の使い方が身に付く。人生は下りのエスカレーターを逆走しているようなものだというが、立っているだけでは振り落とされる。普通に歩き続けてやっと現状維持。ともかく二階へ上がる。どんな景色が見えるか上がった人にしか分からない。基本は「一つずつ」。

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