平成23年3月8日(No5192) 日本一のトイレ磨き
投稿日:2011.03.08
日本一のトイレ磨き
学校の卒業記念トイレ磨き、トイレ磨き授業などは、すべて平日の午後行う。各地区で開かれている「掃除に学ぶ会」は、多くの人数で時間を掛けて行える。わがチームは仕事の合間の活動だから、極めて短時間にすべてを行わなければ成り立たない。2月から3月にかけて三校の「卒業記念トイレ磨き」を手伝ったが、生徒児童数は各々100人、リーダーは10人。
会社を午後1時に出発する。午後4時半にはすべての後始末を完了する。トイレ磨き活動の運営経験がある人は、神業に思えるのではないか。10分で現地到着、用具配列5分、ミーティング15分、各チーム事前準備20分、開会式10分、移動5分、掃除の説明・役割分担5分、トイレ磨き60分、撤収・確認・用具の整理・トラックの積込・移動30分。
閉会式15分、移動10分、用具の洗濯・整理25分。リーダーは10人で六つのグループを担当するが、裏方を担当するのは社員6名。雑巾の洗濯・消毒、それに乾燥まで終える。概ね1チームは17~18名の児童・生徒を指導する。一人の落伍者もないように段取りよく進める。口幅ったい言いようだが、日本一のトイレ磨きチームだと自負している。
ある小規模の「掃除に学ぶ会」へ勉強に参加したが、20人で10基の便器を担当していた。残念ながら参考にならなかった。わがチームは70~80基の便器を、10人で100人の児童に磨かせる。自分でやるのはさほど難しくない。しかし、経験のない児童を動かすのはまったく別の世界だ。午後の5~6時限+休憩時間=110分が与えられた時間。