平成23年3月5日(No5189) 新幹線の有効活用
投稿日:2011.03.05
新幹線の有効活用
ここ数年はめっきり研修や会合に出る機会が少なくなった。少ないと言うより無くなったという方が正しい。これでは老いさらばえると危機感を持っているが、1日は24時間しかないので有効活用するしかない。最近は東京出張でも飛行機は使わない、というより時間のロスが多すぎる。遠い空港、待ち時間、不安定な発着、短い飛行時間などなど。
その欠点は新幹線がなら補える。待たずに飛び乗れる。片道4時間の使い方、便利なアクセス、正味時間は1時間余分に掛かるが、3時間はロスがなくなる。別に仕事が忙しいわけではないが、はがき、掃除、リポートの3点に時間が必要だ。1日サボると何倍ものお仕置きが待っている。3点で最低で毎日5時間が必要、勤務時間は人並みに8時間。
足りない分はプラス3~4時間と休日で補う。先日「万縁の会」総会を行った。参加された会員さんすべてにお礼はがきを書いた。いつもの通り宛名は筆書き、本文は7行、一通当たり6分必要。88名すべてに書いたから、休憩なしで8時間48分を、余分に生み出さなければならない。移動時間の活用で考えると新幹線ほど有効な場所はない。
3日間で書き終えたけれども、書き続けることは不可能なので12時間程度は要る。日常のリズムに1日4時間埋め込む。手間暇は掛かるがこれほどコストが低く、しかも有効な伝達方法はない。メールよりも確実に気持ちが伝わる。足を運ぶことも大切だが、何よりも気持ちが伝わらないと組織も商売も前に進まない。古いと言われるが、はがきは続ける。