平成23年11月16日(No5445) 今、メッセージを待っているところ
投稿日:2011.11.16
今、メッセージを待っているところ
11月13日、日曜日に甘えていつもよりやや遅く、午前6時に出勤した。毎朝一番にすることは前川静夫さんのFAX通信「朝一番!」を読むこと。今朝の通信には「木原様のメッセージを今、楽しみに待っているところです」と添え書きしてあった。心温まるメッセージを読むと、朝が楽しくなりよい一日が予感できる。発信時刻は午前3時30分。
前川さんの1日は午前1時40分から始まる。6時45分まで30のスケジュールをこなす。その中には道路清掃、公園のトイレ磨き、福神さん参り、1万歩のウォーキングが含まれる。365日変ることがない。スタートまでスポーツニュース(日本シリーズ)を見ていたとのこと。前川さんはスタート、私は同じニュースを見て就寝した。月とスッポンの差。
前川林業では11月12~13日の2日間、秋の展示即売会を開催中。木材、機器、銘木が中心でお客様を招いてのお祭りだ。何度がお邪魔したが、その活況は不景気とは縁がない。必ず晴天に恵まれ、多くのお客様が来場する。初日の売上は1億5885万7882円、予想をはるかに上回る結果の由。不景気も東日本大震災も無縁の別世界だ。
商売に奇手妙手はなく、ライバルは多い。宣伝費にお金を掛けても売れるものではない。不景気の多いニュースの中なのに、何故「前川ワールド」は生まれるのか。365日、例外のない前川さんの日々の積み重ねがもたらした成果だといえる。誰にでも出来る平凡なことを、誰にも出来ないくらい非凡に続ける。まさに鍵山秀三郎さんの世界だ。