平成22年10月8日(No5041) アサガオの奇跡
投稿日:2010.10.08
アサガオの奇跡
8月28日のディリーメッセージ5000号を祝って奇跡的に50輪咲いてくれたアサガオが、翌日からまったく咲かなくなった。何としたことだろう。猛暑日の連続で緑の葉っぱが黄色く変色し、自慢のアサガオカーテンも下部は茎だけになった。いくら水を撒いても焼け石に水とはこのこと。それでも小さな蕾が膨らもうと頑張るが、咲くまでには至らない。
ためしに「万田酵素」という花や野菜の肥料を求めた。お化けカボチャやダイコンで宣伝される奇跡の特効薬だ。1㍑が5700円と高価だが一縷の望みを掛けた。1000倍液に薄めて朝と夜の二回、アサガオ、ツユマメに施肥を続けた。ツユマメは猛暑で跡形もなくなったが、アサガオは踏ん張ってくれた。一週間後の9月6日、やっとピンク色が一輪咲いた。
復活して一週間後の9月13日、再び50輪を越えた。さらに一週間後の20日、とうとう待望の百輪を超えた。大輪だけに実に鮮やかだ。深夜、会社を出るときには無数のねじ状にとんがった蕾が空を向いている。咲いてはくれるが猛暑には勝てず、午前9時にはぐったりする。23日、実に50日ぶりの雨に恵まれた。自然の力はかくも偉大なものか。
ついに400輪を超え数え切れなくなった。待望の「百花繚乱」が9日間も楽しませてくれた。アサガオたちに朝も夜も語りかけた。10月2日を頂点としてやや下り坂になり始めたが、ドライバーや歩行者の賞賛を浴び続けている。夢よもう一度とばかりに「万田酵素」を500倍液に濃縮して与え続けている。再び百花繚乱の花のカーテンが蘇るか!