平成22年10月30日(No5063) 花壇の草取り
投稿日:2010.10.30
花壇の草取り
社屋前の歩道脇に幅70センチ、長さ11メートルの花壇が3ヵ所ある。正面のアサガオカーテンはきちんと管理しているが、続きはキュウリが終わって雑草の天下。この夏の猛暑で大人しくしていたが、最近の秋雨で勢いを盛り返し荒れ放題。チューリップの球根を植える時期なのに、そのまま放置理由は昨年来の腰痛で身体が使えなかった。これ、言い訳?
早朝清掃のとき横目で見ながら、手入れが出来ないわが身を悔しく思った。今週に入って痛みが薄らぎ、この分なら何とかなると挑戦した。二ヶ月も放置すればここまで荒れるものか、農家出身でありながらびっくり。手入れを怠れば痛い目に遭うことを実感した。鍬なら何とかなると打ち込んだが、何と根っこは強情!生半可な力では作業が進まない。
そこで40cmほどに伸びた草を刈り取った。雑草魂などと比喩されるが、まさにその通り。根っこは別物のように、鍬では歯が立たない。そこで新兵器の草取り鎌(先が鋭い鋸鎌)で三度目の挑戦。見事に的中。作業は道具で時間と力の掛かりようが違う。地中10センチほどへ差し込み手前に引くと、根の弱いところが簡単に切れる。次に雑草を根こそぎ抜く。
実に簡単で楽チンだ。それでも悪戦苦闘は約2時間半。見事に畑は蘇った。表面を鍬で均し、竹箒で仕上げた。腰痛など忘れるほどの満足感でいっぱい。後遺症がないわけではないが、これは内緒。たかが草取りだが、汗の中から得たヒントは商売に生きる。国の農政の誤りも実感できた。具体的には稿を改めて報告。やっとチューリップの球根が植えられる。