平成22年10月2日(No5035) 10月1日 ②
投稿日:2010.10.02
10月2日 ②
例年、正月三が日はホテルで過ごしている。少々贅沢だとは思うが、妻は炊事、掃除、洗濯から開放される。私は3日間のす べてを年賀状書きに費やす。土曜日があれば早朝清掃に参加する。今年は41時間連続で動いていた。来年は元旦が土曜日だから、掃除から新しい年がスタート する。例年、グランドプリンスに滞在したが、今年はリーガロイヤルにした。
どちらも一流ホテルで施設もロケーションも遜色はない。グランドプリンスは厳島神社に近く、リーがロイヤルから徒歩5分の距離に護国神社がある。初詣に事欠かない。しかし、リーがロイヤルは寛ぐ場所ではなかった。正月価格で料金も似たようなもの。部屋も料理も大差ない。ところが「もてなし」がまったく違う。グランドプリンスがはるかに温かい。
あっさりリーガを袖にした。ホテルとリフォームは違うかも知れない。担当者がエントランスで出迎え、すべて至れり尽くせりでもてなしてくれる。どんな仕組みになっているのか分からないが、レストランでは名前を読んで案内してくれる。何とも快い。顧客の維持は品質も価格も大切な要素だが、もてなしがベースになって初めて可能になる。基本は同じだ。
今期はかつてないほど少数精鋭のメンバーになった。生涯顧客の獲得には絶好のチャンス。辛いことも多いだろうと思うが、最小のコストで最大の成果が得られる。与えられた条件の中でベストを尽くすのが経営の要諦。ないものねだりをしても願いは成就しない。ホスピタリィサービスの効果は講座で実証済み。すべてに拡大すれば計画は達成間違いなし。(続)