平成22年10月19日(No5052) 実りの秋「竹の子学園・10月塾」
投稿日:2010.10.19
実りの秋「竹の子学園・10月塾」
PC業務を済ませて立ち上がったとき、不覚にも足を取られて横転してしまった。少し腰を痛めた程度で大事には至らなかった。突如、寒波が到来したような寒い朝で、日浦農道の峠は10℃。だが空は高く、雲ひとつない。農作業には気持ちのよい一日の始まりとなった。朝礼前に一仕事とサツマイモのつる、サトイモの茎などを切り、収穫の準備を終えた。
文字通りの微風快晴。秋の地域行事と重なり4組の欠席者があったが、出席塾生は18名と管理しやすい人数だった。低学年の塾生が多いだけに、27名参加すると手に余る場面もある。午前はサツマイモ、ゴーヤ、ピーマン、サトイモ、ナスの収穫を行った。サツマイモを半分残し、後は根こそぎ処分した。跡地には11月にタマネギの苗を植える予定。
午後は稲刈り。今年は志屋機会組合が稲刈り機を新しく購入し、エンジン音も軽やかで響きがよい。550万円するそうだが、果たして採算はとれるのか。竹の子学園の田んぼは300坪、600㎏の収穫があれば豊作だがやや少なめ。実入りがよくないのか稲穂の傾きが軽い。それでも台風が来なかったお陰で稲刈り作業は順調に終わった。
塾生たちは稲刈りが終わると、半数くらいは川に入って小石を起こしながら蟹を追っかけ回していた。相変わらず稲刈り機の同乗は人気がよい。農作業が終わると今日収穫したばかりのサツマイモをふかして、広場で食べながら遊びに興じる。自然に包まれて歓声を上げる塾生たちを見ていると、日頃の忙しさを忘れてのんびり心が癒せる。ご褒美のようなもの。