魂を込めて屋根(瓦葺き替え)リフォーム!
投稿日:2020.10.14
パワフルなエース!金本和宏です。
今回は、屋根のリフォーム その中でも難易度の高い、屋根瓦の葺き替え現場のレポートです。
お客様から「屋根の一部がなぜか茶色く見える所がある」とご相談が…。
急ぎ現場にお伺いして、状況の確認です。
早速、屋根に上がって見てみると、屋根瓦広範囲に「凍害」の症状が出てしまっています。
凍害とは、屋根材中の水分が0℃以下になった時の凍結膨張(水が氷ると体積が大きくなる現象)によって
発生するものであり、長年にわたる凍結(こおること)と融解(とけること)の
繰り返しによって屋根の材料が徐々に劣化することです。
凍害は、瓦を製造する時点での土の性質や焼成温度・焼成時間等によりかなり左右されると言われています。
写真のように、瓦自体が弾けて割れを起こしてしまっています。
これでは、お客様の大事な家・暮らしを守ることは出来ません。
新しい屋根材への葺き替えをお薦め致しました。
では、何の屋根材にするか?お客様のお好みや家の雰囲気も考慮して、
お奨めしたのは「石州瓦の総合防災 ウルトラ3S瓦」です。
この「石州瓦の総合防災 ウルトラ3S瓦」、
雨・風・雪・地震の自然災害から大切な住まいをしっかりと守ってくれます。
①凍害に強い! |
・鉄分の少ない、石州地方の最良質の白土を1200℃以上の高温で焼き締めて瓦を作ります。 含水率・給水率も低い最高品質の瓦です。 |
②地震・台風に強い! |
・一枚一枚の瓦に溝が成型されており、優れた合体機能を持っています。それにより、瓦の ズレ、落下、飛散の防止をしながら雨風の侵入も防ぎます。 |
③雪・逆水に強い! |
・瓦表面の多機能突起で、落雪を防ぎ屋根の雪を早く溶かします。また、瓦を流れる雨水を 分散させるので、逆水による雨漏りを防止します。 |
お客様もご納得いただき、この「石州瓦の総合防災 ウルトラ3S瓦」で
屋根の葺き替え工事をさせていただくことに。
マルコシの屋根職人さんは、自然災害から大切な住まいをしっかりと守れるように
魂を込めて屋根リフォームを施工してくれます。
その様子は、次回のブログにて。どうぞお楽しみに!