七夕飾り
大きな体に広い心、三代目若社長の木原です。
マルコシのLine@の企画でみんなが社屋正面に七夕飾りを作ってくれました。
前日の業者会で業者さんにもお願い事を書いてもらい飾り付けてあります。
ここでふと疑問が、、、、
よく考えてみると七夕といえば『彦星』と『織姫』の恋物語くらいしか記憶にありません。
一体、誰に何をお願いするのでしょう?
調べてみると
日本古来の年中行事で「棚機」が原型のようです。
「棚機」は古代日本における禊の行事でいろいろな穢れ(けがれ)を清める行事。
毎年稲の開花時期にあわせて、主に農村部で盛んに行われた行事であり
棚機行事では村の乙女が棚機と呼ばれる機織り機で着物を織って棚に備えるそうです。
お盆を迎えるための準備の行事といったところでしょうか?
また、古代中国では乞巧奠(きこうでん)とよばれる機織りや裁縫の上達を祈る行事があり
この二つが奈良時代に融合し七夕の行事になったようです。
つまり短冊に願い事を書くにも
どうやらけがれを清める意味や技術の上達を願うのが正しい願い方なのかも???
ハワイに別荘が欲しいとか、旅行に行きたいとか、世界平和を祈るにはイマイチかもしれません。
職人としては技術向上を祈るのが正しいかも。
技術を持たない私は『彦星』と『織姫』の恋物語に思いをはせながらけがれを清めるのが良いかも?
さてさて、どうやって穢れた心を清めましょうかね?
次回は飾り付けの意味を考えてみます。