海田市界隈を訪ねて
投稿日:2015.10.16
はじける笑顔の山野幸恵です。
みなさまこんにちは。朝夕めっきり寒くなり、
今年は長めの秋が楽しめそうですね。
今回は、マルコシの生涯学習、プラスワンステージの入川講座 “見直そう、親しもう”
「日本のことば」の課外授業で見学した、千葉家のレポートです。
毎週水曜日、4名の講師の方が一週ずつ一つのテーマについて掘り下げ、
地域の方々に講座をして下さっています。
今回は、「西国街道・海田市めぐり」。
一番興味があったのは、広島県の重要文化財になっている、千葉家の見学です。
当時、千葉家は、宿場町で栄えていた海田で、
宿駅業務(今の郵便屋さん、宅急便のような役目)を行っており、
江戸時代からの建物を現代まで代々維持管理されている貴重な建築物です。
数寄屋風の建築である千葉家ですが、敷地の広さもさることながら、
家紋である「月星紋」が瓦にも使われており、当時の財力の高さをうかがえます。
また、欄間には、雲竜や月で連想する“ウサギ”(不老不死や子孫繁栄などの願いがある)
などが使われており、趣向をこらした空間はとても見ごたえがありました。
紅葉はまだでしたが、広いお庭も楽しめました。
私も秋のバスツアーを企画中で海田街道を検討中。
秋晴れの中、賑やかな講座で楽しく過ごせ、とても勉強になった一日でした。