一流を育てる
投稿日:2014.02.20
パワフルなエース金本 和宏です。
今回は、最近最も心に残った本「一流を育てる」をご紹介します。
著者は横浜市で注文家具を作る「秋山木工」を経営されている「秋山利輝」さん。
秋山木工の特注家具は、迎賓館や国会議事堂、宮内庁、有名ホテル、高級ブランド店などでも使われる本物の家具。
実は、マルコシ2階「お客様ルーム」にある「欅の囲炉裏テーブルとイスのセット」も秋山木工さんの家具なんですよ!
そんな秋山木工さんは最近では珍しい、徒弟制度をベースにされた「職人研修制度」で一流の職人を育てています。
技術だけではなく、集団生活の中で「心」を育てる為には徒弟制度が一番とのこと。
特別な技術ではなく、「素直な心」「感謝出来る心」の人間の基本が無ければ人は成長出来ない。
「心が一流なら技術も必ず一流になる」という言葉に感動しました。
本の中で紹介されている『職人心得三十箇条』は職人としての心構えを説かれています。
しかしこれは、働く者としてとても大切な礼儀、感謝、尊敬、気配り、謙虚な心、等が詰まっていると思いました。
本の中で「若いうちに汗をかいて身に付けた物は一生の財産になる」と教えていただきました。
私も、これから毎朝出勤したら『職人心得三十箇条』を唱和して、仕事に取組みます。
マルコシの2階事務所の入り口に「一流を育てる日めくり」が掛けられていますので、
興味のある方は是非ご覧になって下さい。