とんど焼き
投稿日:2016.01.15
パワフルなエース!金本和宏です。
1/10(日)志路の癒しの郷で、竹の子学園の「とんど焼き」が行われました。
せっかくなので、ここで「とんど焼き」のうんちくをご紹介
<「とんど焼き」とは?>
「とんど焼き」は、無病息災・五穀豊穣を祈る民間伝承行事。
古来から大きな火は、悪魔を祓い、不浄なものを清めるとされています。
「とんど焼き」は、年の初めに一年の災厄を祓うという意味がこめられたお祭りだそうです。
また、舞い上がる火煙とともに、正月の神様が帰られるとされています。
<「とんど焼き」の語源と呼び名いろいろ>
「とんど焼き」の語源は、火が燃えるのを「尊(とうと)や尊(とうと)」とはやし立てたことから、
はやし言葉が訛ったという説。
どんどん燃える様子からそのような名称がついた説もあるのだとか。
中国・四国地方では「とんど」「どんど」、
東海地方から西日本では「左義長(さぎちょう)」と呼ばれる地域も多くあるようです。
その他にも「三九郎(長野県)」「さいと焼き(静岡県)」
「ほっけんぎょう(福岡県)」「鬼火焚き(九州地方)」、
など地域によってさまざまな呼び名があります。
<とんどの起源>
平安時代に宮中の庭で行われていた、天皇の書かれた吉書や短冊、
古くなった扇などを燃やす儀式に由来しているといわれています。
この儀式では、宮中の毬競技の毬を打つ杖
「毬杖(ぎっちょう)」を三脚のように組んで、
その中で燃やしたことから、「左義長」の名が始まったとされています。
さてさてうんちくもこれくらいにして、「竹の子学園のとんど焼き」についてレポートです。
サポーターの皆さんと前日から櫓を準備 高さ5メートルほどの立派な櫓が完成しました。
塾生はお正月に書いた書初めを持ってきました。
とんど焼きで燃やした書初めの紙が高く舞い上がると
習字が上手になり勉強も出来るようになると言われています。
書初め専用の竹竿を用意し、上昇気流に乗せて天高く舞い上がらせます。
字がうまくなりますように、勉強が出来るようになりますように。
火が落ち着いてきたら、お餅を竹竿にはさんでじっくりと焼いていきます。
とんど焼きの火で焼いた餅を食べれば、一年間健康に過ごせる言い伝えがあります。
今年一年、みんな元気に過ごせますように!
女性サポーターの皆様が「ぜんざい」と「おにぎり」を作って下さいました。
とんど焼きの火にあたりながらいただく、「ぜんざい」と「おにぎり」は最高に美味しかったです。
とんど焼きの後に塾生にサプライズで「バルーンアーティスト」を呼びました。
といっても大西社員です!新たな特技で、塾生たちを楽しませてくれました。
日本の伝統行事を子どもたちと一緒に行えたことに心から感謝です。
是非、参加した皆さんが今年一年、
健康で活躍出来るいい年となるように心から祈っています。