平成24年4月26日(No5607) オレンジジャンパー
オレンジジャンパー
背中に「ご縁に感謝」を背負ったオレンジ色のジャンパーをスーツ着用のとき以外は好んで着ている。同じオレンジ色でも色合いがいい。安物ではあるが汚れていてもいけない、匂いがしてもいけない。毎日洗濯し、毎日アイロン掛けをしてもらっている。お客様の前に立つ正式な衣装だから、失礼があってはならない。特にタバコの匂いはお客様が嫌われる。
日曜日に静岡県豊橋市の畏友から会いたいと電話があった。クレドの前で待ち合わせをした。人の出入りは多いし、お互いに高齢だから、うまく出会えるか心配していた。ところが案ずるより生むが易し、遠くからオレンジ色を見つけて手を振ってくれた。地域の掃除でも目立っているが、フォーラムなどを通じて全国の畏友には周知している。
妻は市内に出るときはブレザーを着るように勧める。広島駅でもリーガロイヤルホテルでもデパートでも、気にせず闊歩している。せっかく人通りの多いところへ行くのだから宣伝しない手はない。気のおけない人は声を掛けてくれる。始めのころは背中に視線を感じていたが、いまではまったく気にならない。高齢者だからお洒落をすればいいのだが…。
小河二郎さんをご案内して熊野自動車学校を訪問した。名刺のやり取りをするべく3枚持って控えめに立っていたが、相手から無視された。良くあるケースだ。服装を見て差別する人種がいる。ジャンパーを着てノーネクタイだったからだろう。双方に着座してもらって引き合わせのご挨拶をした。その前に後方の椅子に座るよう勧められた。気にしない。