平成26年8月17日(No6450) 質の高い人間とは何か
質の高い人間とは何か
最近は前川さんの「朝一番!」では、何よりも真っ先に『歩数』に目が行く。「今朝は1時10分に起きました。6449歩(4,5㌔)歩きました。昨日は 18,850歩(13,2㌔)でした」。実は夏に入って歩数が毎日伸びている。自分でも毎日記録しているからその凄さがよく分かる。よほど体調がいいのだろうと喜んでいる。同時に負けられないとライバル心を燃やす。
『質の高い人間とは何か』(前川さんの「日々の心得」より)
・「質より量」もしくは「量より質」といったことが、いろいろな場面で問題になります。
・大量生産・大量消費される工業商品などは、むしろ量に重きをおいて作られる場合もあるでしょう。もちろん危険を伴うような不良品は困りますが、必要な機能を備えていれば、それ以外は簡素でも構わないという考え方もあります。
・では企業にとっての人材はどうでしょうか。スキルが低く経験も乏しい人ばかりで仕事をするよりも、能力が高くて熱意のある人が少人数で臨んだ方が、効率が良い場合もあります。この場合、量より質を重視していることになります。
・では「質の高い人間」とはどういう人を指すのでしょうか。いわゆる「多芸多才の人」というのは、器用で何でもできる反面、一つのことを深く掘り下げていかない場合があります。
・ただがむしゃらに奮闘努力する人も、根性がある反面、きめ細かさや周囲との協調性に欠ける面があるかもしれません。
・そうではなく、学問、知識、技術、芸術、あるいは信仰心に優れながら、温かい心を持ってそれらの力を正しく活用していけるのが「質の高い人間」だといえるでしょう。