平成27年8月29日(№6827) 集中すれば質が量も
集中すれば質が量も
現役の百歳医師・日野原重明先生から「集中力を高めるよりも集中力を途切らせないことが重要である」と教わった。集中力が一旦途切れると、元に戻すには相当の時間とエネルギーが求められる。だから仕事をしている間は集中力を維持させることだ。もっとも大敵は食事。一旦あぐらをかいて食事をすると元に戻らない。そのために食事の仕方を改める。
日野原先生の朝食はオレンジジュース&オリーブオイル&クラッカー、昼食もほぼ同様である。仕事をしながら食事をする。仕事をしていれば集中力は途切れない。したがって回復の時間は不要である。一日の仕事を終えたあとの夕食は、ステーキ&生野菜&米飯をたっぷりいただく。この方法で一日18時間フル回転すれば、思うように仕事が捗ると言われる。
仕事の種類と多さに困り果てていた時に日野原先生のお話を聞いた。これだと思い早速真似をした。先生の仰る通りである。仕事はよく捗る、しかもミスが少なくなるから量がこなせる。すっかり病みつきになってしまった。その上、一日一食にすると20歳若返ると南雲医師は言われる。これも信じて実行した。日野原&南雲の教えですっかり一日が変わった。
仕事の量はうまく表現できないが、普通の人の仕事量に加えて一ヶ月7万文字の文章と500通のはがきがプラスされる。一日に割り当てれば大した量ではない。400字詰め原稿用紙6枚分とはがき17通である。ささやかな数字であるが、365日休まないところがポイントになる。ここまで出来ると時間が味方になってくれる。睡眠時間までコントロールできる。
20年も続ければこれはもはや仕事ではない。単純な生活習慣である。作業の量次第でどの時間帯でも自由に使いこなせる。