平成26年12月4日(No6559) 別世界の話を聞く
別世界の話を聞く
わが一族で世界の大舞台で活躍する逸材がいる。京都大学の電子工学科で学び1976年渡米、世界日報ニューヨーク支局長やアメリカ総局長を歴任。先進国首脳会議や米ソ首脳会談など多くのイベントを取材し、ジャーナリズムの世界で活躍した。後に米国務省資格認定通訳となり、数々の世界トップ会談などで同時通訳として関わり、現在も現役として活躍中。
横山裕史さんで母方の叔母の長男で従兄弟になる。アメリカの永住権を持ち、主としてホワイトハウスの仕事をしている。たまたま先月末から一週間日本に滞在し、広島の両親の家に立ち寄るから時間があれば会いたいという連絡。折角の機会なので世界の桧舞台で活躍する人物の話を社員に聞かせたいと思った次第。さいわいに時間が取れて来社してもらった。
全体研修の時間を利用して全員がアメリカを舞台に活躍する横山さんの話を聞かせてもらった。淡々と語る世界の政治や経済、とりわけ中国観や日米同盟の絆の話は興味深かった。ふんだんな資料をもとに分かりやすく日本とアメリカの友情の舞台裏の話はみんなの関心を奪った。遠い別世界の話のように見えて知らない世界の扉の向こうの真実は興味深い。
予定していた一時間はあっという間に過ぎた。質疑も活発で予想以上に盛り上がった。新聞やテレビでしか知らないホワイトハウスの公式文書や政界のトップとの記念写真の数々は世界を身近に感じさせてくれた。ブッシュ、クリントン、オバマなど歴代の大統領が次々と紹介される。これからのアメリカの行く末などは別世界の話ではあるが面白かった。