平成27年8月7日(№6805) 熱中症で25人死亡
熱中症で25人死亡
総務省消防庁は7/27~8/2の1週間に、全国の1万1672人が熱中症で救急搬送されたとの速報値を発表した。1週間の搬送者数としては集計を始めた2008年以降、最多となった。1万人超えは13年に2回記録して以来3回目。搬送時に死亡したのは今夏最多の25人である。集計によると3週間以上の入院が必要な重症者は312人、短期は3736人。
入院患者は65歳以上の高齢者が半数を占めている。このニュースを聞いてぞっとした。8/1~2の2日間、竹の子学園のホームスティを開いたが、1日目の午前10時から日暮れまで、2日目は午前9時から午後3時まで30℃~38℃の炎天下に身をさらしていた。世話役のすべてが高齢者である。男性は69歳から84歳まで4名、女性も69歳から3名。
消防庁の統計から見ると炎天下の作業に従事していたのだから全員が熱中症に罹っていてもおかしくない。大して装備もしないでよくも無事でいられたものよと冷や汗3斗。少しはこうしたニュースに敏感になり用心したいものだ。私も若い気分で野菜の収穫に長時間従事した。身体は熱くなったが問題はなくスケジュールを終えた。それは結果論でしかない。
今年はもう少し猛暑日が続くと言われる。竹の子学園の農作業日も予定している。もう少し防備をしっかりして、事故が起きないよう準備したい。とりあえず8/16がナスの収穫があり作業時間は3時間を予定している。サポーターとの共同作業は8/20頃、約6時間の雑草処理を予定している。水分の補給をしっかりし、日陰の休憩を取るようにしたい。
搬送して入院した患者の半数が65歳と知っては油断が出来ない。いつまでも若い気分でいると迷惑をかける羽目になる。