平成22年10月29日(No5062) 故金平敬之助先生からのプレゼント
故金平敬之助先生からのプレゼント
全体研修では現在、「論語が教える人生の知恵」を学んでいるが、その後の研修計画の教材として「ひと言の奇跡」「自己変革のヒント」「壁を破る戦略思考」(PHP)のCDを購入した。そのうち「ひと言の奇跡~元気と笑顔が広がる60話~」は故金平敬之助先生の著作からピックアップ。ムダを削ぎ取ったリズム感のある文章が編者の心を射止めたのだろう。
会社の現状から効果的な研修を進めるために、一つ一つ教材をチェックしていた。「ひと言の奇跡」の目次を開いて見ると驚いたことに「木原伸雄」の文字があった。⑭「残りの人生がかかっているのです」。~これは株式会社マルコシの社長を務めた木原伸雄さん(現相談役)の話だ~。実に光栄な紹介にびっくりした。天国から金平先生がエールを贈って下さった。
ずいぶん以前になるが「マンスリーメッセージ・ちょっととーく」なる小冊子を月刊で発行していた。内容は折々の10話を20頁にまとめたもの。104号まで続け、事情があって廃刊した。その中のいくつかを金平先生がご自身の著書に取り上げてくださったことは知っていた。それがいま、CDになって日の目を見 ようとは!感激で胸いっぱいになった。
金平先生とは昨年6月、肺がんで亡くなられる直前まではがきの交流があった。「これから手術をする。しばらくはがきは休む。復活したら1000通を目指そう」と最後の便り。ご縁をいただいてから11年、はがき交流は899通。残念ながら1000通の夢は叶わなかったが、大きな大きなプレゼントをいただいた。ご縁は畏友・頼経健治さんからの贈り物。