平成26年11月21日(No6546) 確定申告の説明
確定申告の説明
税理士事務所の所長と担当税理士から確定申告の数値説明があった。昨年よりはややプラスに転じ、まずまずだと評価をされた。売上は昨年対比116%、売上総利益は113%、販売管理費は108%、粗利益率は31%で全体として堅調であった。営業利益は昨年が悪かったから比較にならないが610%、経常利益に至っては1481%と参考にならない。
消費税アップの駆け込み需要の恩恵は受けているが、受け皿がしっかりしていなければ頭の上を通過しただろう。要因について質問を受けたが、一つは会社の考え方や行いが消費者から支持されたこと、もう一つは社員の質と能力のアップが挙げられると答えておいた。たとえ良質の引き合いがあったとしても、それを受け止める社員力がないと受注できない。
ビジネスに神風は吹かない。もう一つ上げれば広報紙「フォーラム」の存在がある。時間はかかったが他社にはない地域情報紙として認知されたと思う。もう一つは売り込みをしない日常活動も大きい。売ることよりもお客様に有利な情報を提供し続けることの大切さ。それが結果としては受注につながる。さらに利益に繋がらない些細な仕事を大切にしたこと。
不良資産の大半を償却したことも大きい。決算書の含み損が一掃できた。10月から新しい期に入ったが、残念ながら不調である。ある程度予測できたことで、それほど心配していない。研修を丹念に積み重ね、自分で考えること、思考回路の整備など進んでいる。大きく成長した社員もいる。あれこれ考えると一年のトータルで考えれば、さほど悪くはならない。
売り込みをしないことはある程度成功している。できることなら「相見積もりはお断り」まで行きたいが、どうだろうか。