平成23年4月30日(No5245) 売れる営業⑥ 行動管理・時間管理の徹底
売れる営業⑥ 行動管理・時間管理の徹底
忙しい、忙しいと呟きながら綱渡りするケースがありますが、大半は出たとこ勝負、行き当たりばったりの仕事の進め方が多忙を生み出す。時間管理は自己責任だから、まず自分の時間をどのように使っているか分析することから始める。月間予定表はビジネスと時間が組み合わさっているか、週間予定も一日の予定も同じ。時間のない計画は無計画と同じ。
計画が正しいかどうかは、本日の業務日報と明日の予定のどちらにウェイトが掛かっているか。書き込みの時間はどちらにたくさん使っているか。本日の日報を重点においていたらそれは「結果管理」の象徴。いくら動いても売れない。明日の計画にウェイト掛かっていれば「プロセス管理」のエリート。ぼつぼつやっても売れてしまう。その差は大きい。
ビジネスダイアリーの日報欄に1カ月の予定を蛍光ペンで枠約取りし、必要時間をボールペンで記入しておく。一日の終わりに結果を記入する。前日に明日を読み、リアルタイムに必要があれば修正する。いつも目標や時間に追われていては疲れてしまう。仕事の能率も上がらない。時間は自分でコントロールしてこそ価値があり、バタバタ貧乏から開放される。
数値計画は少なくとも一週間前に達成する。ただし「結果管理」では不可能だから、一日も早く「プロセス管理」に己の動きを変えていくことがスタート。無計画は自分の時間だけでなく、他人の時間まで奪ってしまう。やみくもに動き回るだけでは進歩がないし、売れないストレスまで抱え込みマイナス思考に陥る。ここからの脱出は容易ではない。