平成23年7月28日(No5334) ジパングクラブ
ジパングクラブ
高齢者にはさまざまな特典が与えられるが、これは助かると実感しているのが「ジパングクラブ」のJR乗車券の割引制度。新入会の初回こそ2割引だが、二回目以降は3割引となる。入会資格は65歳以上、年会費は夫婦で6500円。広島→大阪間を一往復すれば、年会費以上の割引があるから経費節減になる。ただし「のぞみ号」の特急券は割引がない。
その上、もっとも必要なゴールデンウィーク、お盆、年末年始は使えない。それでも有り難い。広島・東京の往復になると1万円以上安くなる。最近の出張はすべて割引の効く「ひかり号」を利用している。直行便がないこと、停車時間が長いこと、スピードがゆっくりであることなど問題点はあるが、乗客が少ない、揺れが少ないなどの利点もある。
今回も人生講座などを終えて最終便で上京、昨日は朝から「万縁の会」本部幹事会、「日本を美しくする会」表敬訪問、「ジャパニスト」編集長・高久多美男さんと懇談。最終便で広島に帰った。車中の時間を利用してはがき33通、新書版の小説が1冊読めた。「はがき」書きなどは満員の「のぞみ号」では難しい。気兼ねなく隣の座席を自由に使えるのは有り難い。
10月2日、鍵山秀三郎さんに広島へお超しいただくが、時間の打合わせをしながら、鍵山さんも「ジパングクラブ」の会員で「ひかり号」を重宝されていると知った。うれしくなった。まったく及びもつかなかった。お金を大切に使う生き方にあらためて感銘を受けた。「ひかり号」を愛用していてホッとしたが、「のぞみ号」はもう利用できないと悟った。